G Scale Shop












    Shima Models









                      店長のひとりごと・・・

 NO.1








   こんにちは! 店長の嶋です。 ここでは初心者の方からの、よくある質問・当店からのお知らせなどを

   ダラダラと書いていきます。



   まずは自己紹介 

   名前       嶋 隆宏

   性別           ♂

   産         1959年 2月

   育         ず〜と東京

   因みに妻子あり 〜♪

   鉄道模型歴   6才のときから (ブランクはありますが)

   性格        いたって温厚 曲がったことが嫌い。

   見た目      最近 ”てっぺん”が透けてきました (^^)









   LGBの電気のこと



   LGBの走行用電源はDC〜24Vです。

   消費電力は一概には言えませんが、小型の機関車などはNゲージ用パックでも動きます。

   ただしあくまでも小型の車両でのことで、私は5A以上の電源をお勧めいたします。 

   今N・16番でお使いのコントロラーをお持ちの方で、”G”を新たに始められる方は

   急いでコントローラーを買う必要はありません。

   因みにLGBのスターターセットに付いているコントローラーは1Aです。

   LGBのコントローラーは、電源とコントロール部が別になっています。

   (全てではありませんが)理由は屋外使用を前提としているため、

   電源部は屋内に、コントロール部は屋外に持ち出せるようになっています。

   雨降らなければ問題ないことですが・・・。

   

   LGB以外のコントローラーでお勧めの物があります。

   アメリカ製で国内に正規に入ってきていませんので、大手を振って販売

   するわけには行きませんが、(電気用品試験所のテストを受けていません)

   個人輸入代行扱いで手配できます。

   容量はなんと5A・10A・15Aそれに30Aなんて物もあります。



   ポイントの話

   LGBのポイントは非選択式です。

   (ポイントの閉じている方にも走行電流が流れる)

   この場合、ギャップを切っていないとレール上の全ての動力車が

   一斉に動き始めます。

   この方式は屋外での使用を考えた場合、当然と思われます。

   あなたがN・HO(16番)のオーナーであれば、ポイントでの接触不良に

   悩まされたことがあるはずです。

   屋内より条件の厳しい屋外での使用を考えた場合、その辺のトラブルは

   安定した運転をしたい場合ない方がいいですもんね。

   選択式にしたい場合、別にポイント補助接点スイッチ#12070をマシンに付ければ

   選択式になります。

   また手動ポイントはそのままスプリングポイントになります。

   これは非選択式にしかできない技(?)です。

   このスプリングポイント機能をを上手く使うとポイントにはノータッチで、

   それなりに面白い運転が出来ます。

   (たとえば行き違いの待避線など)   



   LGB製ポイントマシンの話

   LGB製のポイントマシンは直流駆動です。

   そのため当然マシンに入るケーブルは2本です。

   (直流モーターと同じような物と思ってください。)

   その2本の極を入れ替えることによってポイントが切り替わります。

   LGB製のマシンコントロラー(#51750)は入力が交流でダイオードによる

   半波整流のため、あまりよい方法とは思えません。

   それにこのダイオードの容量が小さく、渡り線などでマシンを2個同時に動かす場合、

   ダイオードがバンクする事があります。

   またマシン用電源として売られている#51081は容量が小さく(0.5Aしかない)心もとありません。

   少々電気を知っている方なら、18V 3A程度の直流電源を自作されることをお勧めいたします。

   そのマシンのコントロールですが、DPDT跳ね返りスイッチを使いコントロールパネルを自作します。

   その辺はN・HO(16番)をやっている方なら簡単ですよね。

   因みにこのマシン、屋外使用にも充分耐えられます。

   

   もへさんからの一言 (^^)v

   マシンのコントロールにKATO ユニトラック用ポイントスイッチがそのまま使えます。

   そりゃ〜KATOさんのも直流ですもんね〜♪

   

 ポイントマシンの配線

   陥りやすいミスの一つに、ポイントマシンの配線に使用するケーブルがあります。

   コントロールボードに近いマシンは動いても、ちょっと遠いマシンは動かないとか、

   渡り線などで2つ同時に動くようにしたものほど、動きが悪い。な〜んて経験はありませんか?

   この症状の場合、ほとんどが使用したケーブルが細い事に原因があります。

   ポイントマシンは一瞬ですが比較的電気を喰う物です。

   消費電力が多いのにケーブルが細いため、必要とする電力がマシンまで充分に供給

   されないのが原因です。

   たとえると細い道で車が渋滞するのと同じです。

   道を広げてやれば解決しますよね。

   ねっねっねぇ〜 国土交通省さん 高速道路ばかり造っていないで!

   (失礼いたしました)

   では具体的に、どの程度のケーブルを使えば良いのか。

   私の経験では、1.25mm程度のケーブルを使用すれば問題ありません。

   秋葉原のケーブルやさんで、スピーカーコードとして売られている物。

   または100v用(?)ケーブルのそれほど太くない物あたりです。

   間違っても模型やさんで売っている細いコードは使わないでください。

   何せ私が経験しておりますので (30年ほど昔の話ですけど)

   ※大規模レイアウトなどで引き回す距離が長い場合、もっと太い

   ケーブルが必要な場合があります。 

    

       

 LGBとBachmannの違い (あくまでも個人的見解ですが)

   よくBachmann製は良くないと聞く事があります。

   はたしてそうでしょうか?

   私はそうは思いません。

   ただメーカーとして作るための考え方が違うのは明らかです。

   LGBはドイツ人設計のドイツ人製作

   (最近そうでもないのがありますが)

   世界に冠たる工業国ですから、模型であってもその作りはしっかりしたものを感じます。

   走りは安定していますし、分解しても再組み立てのさい調整カ所がありません。

   しかし工業製品としてみれば、優れているLGB製品ですが、少々オモチャっぽい作りと

   感じるのは私だけではないと思います。

   

   日本では鉄道模型と言えば、今や美術工芸品的な製品がもてはやされています。

   ブラスによる手作りで特定ナンバー機なんてものもあります。

   ただしこの日本製機関車たち、まともに貨車や客車を牽いて多少ラフなレールの上を

   急カーブを通過し、勾配を登れる物がどの位あるでしょうか?

   海外では鉄道模型は走ってなんぼの世界です。

   LGBの製品はほとんど全て600Rをあの大きさで通過できます。

   これ路面電車が交差点でのカーブを曲がるより辛いカーブです。

   

   Bachmannはアメリカ人設計の中国製作

   おのずとLGBとは違いがでてきます。

   ほとんどプラとダイキャストで出来ていますが、LGBは強度が必要なところは

   見た目を犠牲にしても肉厚を取りますが、Bachmannはこれで大丈夫?

   てなほど、薄くできている部分があります。

   ですので機関車を持ち上げる際には、それなりの注意が必要です。

   LGBは機関車のキャブをムンズと掴みヒョイと持てますが、

   Bachmannはそ〜と機関車の下に手を入れ・・・・・ な〜んて具合です。

   見た目はLGBよりぐっと”模型的”ですし、最近の中国製品のレベルの高さを思い知らされます。

   (このままでは中国に追い越されますよね〜 ひしひしと感じます。)



   Gゲージの定義?

   通常鉄道模型には、スケール・線路幅に規格があることはご存じだと思いますが、

   それではGゲージの定義は・・・。

   これが無いんです。

   HOは1/87 16.5mm Nは1/160 9mm 1番は 0番は・・・・

   Gは取りあえず45mmのレールを走れればGみたい(?)です。

   1番の方には怒られそうですが・・・。

   ですのでスケールは1/18位〜1/29位までメーカーによって作る個人によって

   好き勝手に何でもありの世界です。

   それでもある程度にまとまっていて、元祖LGBはほぼ1/22.5(ほぼです。)

   Bachmannは1/20.3 (これもほぼです。) USA Trains アリストクラフトは

   アメリカのスタンダードゲージを模型化しているため1/29です。

   

   ”G” の場合それほどスケールに拘らないのが、”G” のおおらかな楽しさです。

   ”C62の2号機と3号機のここが違う” なんてコマイ事が好きな方には、

   このスケールはお勧めできません。

   1号機と2号機の違い程度なら”G”でもやっていけます。(^^) なんだかな〜

   

   

   MTSて、なに?

   LGBの言うMTSとはマルチトレインシステム(Multi-Train System)の略で

   簡単に言えば通常のコントロールがアナログに対し、デジタルコントロール

   のことです。

   何が出来るのかと言えば、複数の動力車をギャップを切らなくても別々に

   一つのMTSコントロラーから運転出来ます。

   その他にヘッドライト・室内灯・サウンドも、車両以外ではポイント・信号なども

   同じコントロラーから制御できます。

   MTSの場合、常にレールに24v(だったかな?)の交流電圧がかかっています。

   その交流電圧といっしょにコントロールするシグナルを流し車両などを制御します。

   車両には受け取るシグナルを決める番号を与え、その番号のシグナルしか受け付け

   ないようにします

   コントローラーからは指示を与える車両の番号を指定し、コントロールしますので

   一つのコントローラーから複数の車両を別々に制御出来るのです。

   

   実は私、デジタルが大の苦手のアナログ人間でして、ど〜も今ひとつ好きになれません。

   確かにギャップを切らなくていいし、リバースのあるレイアウトも運転簡単なんですけどね。

   (リバースのみギャップが必要です。)

   一つのコントローラーで複数の同時運転なんて、小さいレイアウトでは運転する人間が

   ついていけないですよね。

   (ここだけの話、MTS運転の正面衝突を見たことがありまぁ〜す。)

   MTSの詳細については大のアナログ人間の私に聞かないで、日本Gゲージクラブの

   掲示板に質問を書き込んでください。 m(_ _)m 

   24時間以内に親切なMTS ユーザーが教えてくれます。



   デジタル車とMTS車の互換は下記のようになっております。

   

   MTSデコーダー装着車(デジタル車)は通常のアナログ運転が出来ます。

   アナログ車はMTSコントローラーでは運転できません。

   

   ですのでMTS化するのであれば、お持ちの車両(動力車)全てに

   MTSデコーダーを装着する必要があります。 

   

   NMRA規格のDCC(デジタルコマンドコントロール)とLGBのMTSは

   完全互換するかどうか私には今のところわかりません。

    

   

  

   

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